Desktop Linux VM環境 on Windows

はじめに

私はプログラミングはすべてLinux環境でやっている。環境構築、フォントレンダリング、まともな端末など理由を挙げればキリがない。 最近までDesktop Linuxを直接インストールしていたが(Windowsを持っていなかったが)、ゲームがしたいなどの理由によりWindows 10を買ってクリーンインストールしたのでLinux環境をVMに移行した。

結論

Vmware Player vs VirtualBox vs Hyper-V

仕組みの上ではHyper-Vは他2つに比べてハードウェアに近く、よいパフォーマンスが得られることが期待される。 が、3つを試した上では圧倒的にVmware Player > VirtualBox >>>>> Hyper-Vという感じだった。

環境

  • ホスト: Windows 10

  • ゲスト: Ubuntu 18.04 Gnome/Xfce

  • ゲストの設定: メモリ4GBくらい 4コア使っていいよぐらいの設定 特に細かくいじったりはしてない

結果

  • Hyper-V: 入力遅延が大きすぎて使い物にならない、マウスもキーボードも数フレームは遅延してる。あと3つの中では明らかにこれだけ重かった(Gnomeのアニメーションの挙動とかを見ている限り)。Hyper-VのViewerがボロいのかと思ってRDP接続も試したけどVirtualBoxと比べても明らかに重くパフォーマンスが出てなかった。LISはUbuntu 16版のものを使用、BIOSでC-State切るといいよって言われてそれもやったけど効果ほぼなし。

  • VirtualBox: 比較的サクサク。Gnomeだとちょっと重いがXfceだと普通に快適。VMの起動と終了がちょっと重いかなくらい。

  • Vmware Workstation Player: 3つの中では最もサクサク。Gnomeのアニメーションもそれなりに反映されていた。Xfceにしたら本当に早い、実機インストールかと錯覚する快適さ。体感ではVMの終了がVirtualBoxより早い。

試すとわかるけど悩むまでもないという感じ。 ただしVmwareのみディスプレイサイズがホストOSのものに勝手に従ってくれなくてxrandrからaddmodeした。

そもそもプログラミングするだけならDEいらないんじゃないですかという話もあるけど今はGUIアプリケーション開発してるからそうも行かないんだよな〜って人の話です。